ロンドンを拠点に活動するニットアーティストのイラナ。
度々、ロンドンのコレクションブランドのショーピースや各ブランドのニットの製作に携わっている。
彼女の面白いのが、ファッションの分野は全く学んでおらず今まで建築を勉強していたとのこと。また数学も得意でニットウェアのエンジニアリングは私にとってパズルだと言う。
こういったファッションから離れた目線とロジカルな服作りに心惹かれました。今回作ってもらったニットも構築的。
しかもハンドメイド(手動の編み機で作られている)。
前後に入る2本の太いシームにより背筋が伸びるようなビシッとした整いと前後左右から見たときの程よい立体感がたまらなく好き。また極太のリブネックも立つ襟としての見え方。サイドの腰下にはスラッシュが入りパンツポケットにアクセスできる仕様。
そして着心地が1番と彼女は言う。わかる。着てて気持ちいい。Tシャツの上にも着れる肌触り。素材はウールとモヘアのミックス糸。ふんわり軽く内側の空気を逃がさないとのこと。2,3回着用すると、手編み機により締められた編みを、自然にほぐしたかの様な特有の柔らかさが出る。
ただニット全体が伸びた感じはない。全体的に馴染むという感覚です。
最後に、私自身ずっとロング丈のニットを探し求めていました。
立体感で構築的なシルエットと着心地を重視したセーター。その中でファッション性の見せ方、チラッと見え隠れするバランスがすごく上手いです。
フリーサイズ展開です。
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