LES LESTON





大阪の中之島に店舗兼アトリエを構えるビスポークシャツブランド、LES LESTON(レスレストン)

久木元亨氏がジバンシィのシャツアトリエを経て、86年に設立。

当時は数千円が主流だった業界で、日本で初めて高級ドレスシャツの製造、販売を行ったパイオニアだ。

「シャツなんか消耗品だからどうでもいいと言う人が多い時代だった。果たしてそんなことで良いのか」そんな反骨精神からシャツを選んだ。



そして今もなお、ブランドの魅力は積み重ねられている。現在は二代目である陸央氏がメインを張り、技術はもちろんのこと、新しい目線や感性が加わり、経験や知恵の亨氏との掛け合わせにより、まさに鬼に金棒状態。


また、イタリアの名店タイユアタイが今は無き大阪に店舗を構えていた時代に、シャツは全てレスレストンが請け負っていたとのこと。日本のみならず、海外のトップからの信頼の高さもお墨付きなのである。


一概にシャツといっても先程も言ったが星の数ほどある。

それぞれの世界観や掲げる理想がある中で、アプローチや手法が違ってくるのは当然。ジャンルや各ディテールごとに世界最高峰が存在する。レスレストンのシャツは設計、縫製面、パターン、丈夫さに置いて、世界的に見ても右に出る者はいないという。




今回は1からパターンを引いてもらいました。


微調整を繰り返し、やっと出来上がったシャツがこちら。

ディテールや仕様は次のblogで。