The 5 Orders of Thinking





明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。




A MACHINEというブランドをご存じですか?大袈裟ではなく、彼がいなければ今後存在しなかったであろう発想やアプローチ、実験?を行い洋服を生み出しています。それが必要?と思うかもしれませんが、ファッションに置いて、誰もマネできない新しい価値を常に提案していると言うことです。これは紛れもない事実で、STで唯一、やりたいけどやれてないブランドです。


僕は常に常識を超えていくようなブランドを世界中から探していますが、近くに鬼才がいたらその新しい一面もそりゃ見てみたい。


A MACHINEデザイナーである金井君にST、HWの為にブランドを立ち上げて欲しいとオーナーから直々にお願いしたのが1年以上前。自分達が着たい、欲しいが条件です。


そして先日、金井君から商品と共に長文のメッセージが届き(最初の画像はその一部)、やっと始まる。とドキドキ。年末最後にとんでもないモノが届きました。初回はバッグとニットの2型です。






本家◯ッピーセットのキーホルダー付き。Mは手縫い。

やばくないですか?笑
想像もしてなかった角度から価値を作りあげる。買う買わないの話ではなく、僕は見た瞬間にどれにするか選んでました。

カーハートのデトロイトジャケットを解体し製作されています。バラバラのサイズのジャケットを解体しているため、生地の取れる箇所が変わり、年代によってポケットの位置や仕様が微妙に違うため、1点ずつ大きな差が出る。勿論、カラー、色落ち、汚れも様々。一点物であり少ロットの極みのバッグ。そして、このギリギリ感。そこに何より痺れた。

Mの裏側にはキャラのシルエットが。 ジャケットの解体、洗い、縫製がすごく大変みたいで数は本当に少ないです。限定◯ッピーセットバッグお早めに。


そして、ニット。これも痺れた。

フロント。

裏側。


ブラックとブラウンの2色展開。


モンゴルで育てられている生後12ヶ月未満のカシミヤ仔山羊から、初めて刈り取られる産毛だけを集めたベビーカシミヤ。カシミヤの中でも最高級のラグジュアリーな繊維。
カシミヤもいろいろ着ますが、これは本当に凄いです。オーラが違う。


ニットはホールガーメントで直線のみで構成しているためアームホールがなく、平置きすると簡素な作り。着用した際は、タスキのようなシワが入る。ムダにほんのりだけ入るベビーカシミヤのシワは心地良い。


そして、背中に入るこのブランドのシンボル、”5”タグ。なんじゃこりゃ。
ベビーカシミヤとか、シルエットがどうとか、すべてを一気に台無しにしてくれる一手。こういう破壊的な楽しみ方があったんだ。
見る人みんな気になるはず。

サイズ違いや同じサイズでも違う書体の”5”が入る。
どこまでいっても少ロットでパーソナリティーな仕上がりに。大事にしたい部分であり、そういったビジネス度返しのラグジュアリー対抗のアプローチは嬉しい。


どうですか?すべてを台無しにするようなエッセンスを加えたり、今では高価となった生地を笑えるくらい、全く新しい価値を作りあげたり、これらは間違いなく時代の”ネクストフェーズ”だと感じています。
時代の移り変わり、新年1発目に出したかったので、タイミングも最高。


最後に。
全く関係ない話ですが、最近アニメで「チ。」が面白い。その中で”感動”という言葉をよく口にするが、このワードを軸として、皆人生を賭けたり行動している。自らを危険に晒しても感動を得る為だけに。状況は全く変わるが、それは今の時代も同じ気がして、自分の信じる物、感動できる物こそ何より人生を豊かにしてくれる。それを再確認させられる。
何が言いたいかと言うと、ファッションで感動や熱狂を今年も提案する洋服から感じてもらえると幸いです。
まずは最初にして最高な5orders。これは感動できる。明後日の1/3(金)から発売です。ぜひ体感して下さい。

いきなり熱い話ですみません笑
本年もどうぞよろしくお願い致します。今年も皆様に会えるのが楽しみ。初日からお待ちしてますね。


ST POUR HOMME 
HW POUR HOMME